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2008年12月

2008年12月25日 (木)

ラピスと気管虚脱の治療

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note(挿入されている画像は現在のものではなくラピスが我が家に来てから現在にいたるまでの成長写真です。だんだん大きくなりますよ~)note

soonsoon2008年冬にヨーキーのラピスが「気管虚脱」の手術を受けました。 おそらく、まだ日本の獣医では「気管虚脱」の手術をしてくれるところは少ないと思います。
又、ほとんどの獣医では内科的治療を進めているのが現状です。
ですが、「気管虚脱」は内科的治療では治せません。
症状は進むだけ・・・飼い主は、ただ愛犬の苦しむ姿を見守るだけです。
獣医さんのほとんどは外科的治療に反対する人が多いとい思われます。私も何件かの獣医さんに反対されました。
ですが、「気管虚脱」を患っている子がいる人は、どうか外科手術を考えていただきたい。
治ります。元気になります。
愛犬の元気に走る姿をもう一度見れる、その感動を知ってもらいたい。
もうダメだとあきらめないでください。end

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「「気管虚脱」」  
☆遡ること2008年10月中旬
ラピスが風邪を引いたのか変な咳をします。
ガーガーというアヒルのような変な呼吸もします。とても苦しそうで、寝ることも出来ない状態・・・今までも夏の暑い日や、激しい運動をすると、こんな症状がでていましたが、その時は近所の獣医さんに見てもらっていたのですが、鼻空が潰れているからと説明を受けていました。
今回は、あまりに症状が酷いので、別な獣医(T獣医)に連れて行き、レントゲンを撮ると「器官虚脱」という病気が判明しました。
coldsweats02「先生、治す方法は?」
hospital「今の所ありません。内科的療法でコントロールしましょう」
今の所って??ありません・・・??
こんなに苦しんでいるのに?
瞬間、目の前が真っ暗になりました。  
気管虚脱とういう病気は結構有名です。
重度になると器官がつぶれ息ができなくなり死亡する例もあると聞きました。
今、かかりつけの病院では手術は出来ないらしいのです。
「手術」・・・胃の痛くなる話ですが、色々と考えないといけません。
ラピスの、これからの生活は私の選択にかかっているのですから。

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「「気管虚脱2」」
気管虚脱を手術してくれる動物病院を発見。
ちょっと距離があるので、連れて行くのは大変そうですが・・・                     
前回お世話になったT獣医さんから気管虚脱の他に心臓も調べたほうが良いというので
「気管虚脱を手術してくれる動物病院」のことも相談を兼ねて獣医に行って来ました。
心臓エコーと心電図の結果・・・異常なし
良かった。
「今、血液検査もしています。血圧も調べたかったので」と獣医さん。
ん??なんで血圧関係あるんだろう。
心臓に異常なしならOKなのでは?
いまいちよく分からない獣医さんです。
周りの人言われたのですが「T獣医はやたら、金取る獣医だから行かないほうが良い」と噂が有名なだけに心配です。
血液検査の結果は10日後。

☆本題
「気管虚脱を手術してくれる動物病院」の事を、かかりつけ獣医に話しました。
すると態度が一変。
私が話した手術法を「そんなの聞いたことも無い」
あげくとなりに居た看護婦に「君、聞いたことある?」
なぜ看護婦に聞くの?
「もし、手術するとしても僕の紹介する先生にしてほしい。なんてったって外科の第一人
者なんだよ」そのあとは先生の知り合いだかのご自慢話・・・
しかも手術方法が古いし、ステントだっけ?さんざん調べたし。
こちらの話は聴く気無いようでした。
最後には「手術しなくたって、内科治療で大丈夫。これで長生き出来る子もいるから」
と・・・なぜ言い切れるのか、
年を取って、重症になって、手術出来ませんじゃ お話にならないよ。
本当に獣医不振になりそう。

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2008年12月

この日まで家族と色々話しあいました。                                手術の事。もちろん私ひとりで決められる問題ではないからです。             家族の意見は三者三様で手術に反対する人「手術が失敗したら、どうするの?」。    賛成する人「このまま、悪くなっていくのを見ているだけなら、したほうがいい」。      中立の人「もう少し、様子をみよう」。                               本当に、このままでいいのか。なにがベストの選択なのか、悶々といていて家族全体ピリピリしていました。

100_fujidscf0027_dscf0027_2                                      2008年12月12日

この日ラピスの健康保険証が気管虚脱に適応されると受理されたので満を期して、例の気管虚脱を手術できる病院へ、まずはメールでアクセスしました。

loveletter(実際のメールの内容を一部抜載)loveletter                                うちのヨークシャテリア(6歳・オス)が気管虚脱の疑いがあります。
小さいころから興奮するとのガーガーというアヒルのような呼吸をしていましたが
かかりつけの獣医からは問題ないといわれ今まで放置してしまいました。

今年の夏にとくに呼吸が荒くなり、少し興奮するだけでガーガーいうようになりました。

さらに今季に風邪のような症状、咳が出て、嘔吐、軽度チアノーゼがあり近医を受診しました。
レントゲン状気管虚脱、気管支炎と診断され
気管支を広げる薬と、吸引機(透明のガラスのような物に犬を入れて薬を直接吸わせる)を

行いました。

ネットや色んな方の噂をたよりにアトム動物病院にたどり着くことが出来ました。
手術に関しては、かかりつけの獣医さんでは「内科的治療が良い」と「手術はするべきではない」とススメてい
ただけませんでした。
現在の健康状態で行っていいのか迷っています。

是非、院長先生に診ていただきたいのです。
犬への負担を極力少なく受診するには
どのような手順でお伺いさせてさせていただいたらよろしいでしょうか?


(米沢先生のメールのお返事です一部抜載)                           > はじめまして。米澤です。
>
> ヨークシャー・テリアの6歳齢ですね。
> 逆くしゃみ症候群といって、息を吸う時にしゃっくりのちょっと強 めのような感じで、鼻を鳴らすようにする発作と区別しなければな りません。
> 小さい頃からとなると、これに併発して気管虚脱が起きている可能 性があります。
>
>
> また、他院で気管支炎も併発と診断されたのであれば、こちらは しっかり内科療法で治療する必要があります。
> 逆くしゃみ症候群は、咽頭の炎症とかに由来するものでなければ治 療の必要はありません。
>
> 一方、気管虚脱に関しては、その程度にもよりますが、根治するた めには外科的な治療が必要になります。
> では、どの時点で手術かということになるのですが、これは、はや り今までの経過と、現在の気管の状況によって異なってきます。

> 勇気があれば、こちらの名前を出していただいてもかまいません。
> 気管虚脱に詳しい先生に診てもらおうと、家族で話し合ったので、 と言えば大丈夫でしょう。
> もうひとつ勇気があれば、X線写真をお借りして持ってきてい ただければ、診断には非常に役に立ちます。
>
> 現在の時点で、大学も含めて、気管虚脱を外科的に治療しているの は当院だけです。
>
> ご理解がある先生であれば、快諾してもらえると思うのですが。
> また、お指しいただければ、読影後、直接こちらからのフォローは いたします。
>
> ま、いただいた文章からは、ちょっと厳しそうですかね・・・。
>
> ご来院に際しては、是非電話で予約を入れて下さい。
> そして、もし可能であれば、動画にて咳の様子を撮ってきていただ ければベストです。
>
> 気管虚脱は、治りますから、あまり心配せぬようにして下さい。ま た、飼い主さんの、病気と闘うんだという心が、病魔の一番の強敵 ですから、まずは強い気持ちで挑みましょう。
> お大事にどうぞ

先生の、このメールのお返事がどれだけ嬉しかったか・・・「気管虚脱は治る」という、誰も言ってくれなかった。私が欲しかった言葉。この日、厚い雲で覆われたような私達の心を一条の光で照らしてくれたのは、米沢先生でした。                         先生からもらった勇気は、そのあとの私の行動に拍車をかけてくれました。        まずは、レントゲンを借りるためT獣医さんへ。幸い、口うるさい院長が不在のため女医さんが対応してくれて簡単に貸してもらえました。

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2008年12月21日

精神安定剤をラピスに飲ませて、アトム動物病院へ。 
約片道3時間の道のりは、今のラピにとってはキツイものです。               乗り物に乗ると吐いたり、下痢をしたりしてしまうので、とても興奮してしまうのです。   少し興奮するだけでチアノーゼが起こり、呼吸困難になってしまい。電車の中でこのまま死んでしまうんじゃないかと、気が気ではありませんでした。                                          そんな悪戦苦闘をしながらアトム動物病院に着きました。

ラピスの症状は、かなり重症なようです・・・
緊急的に手術が必要な状況で、そのまま預けてきました。
明日1時から手術となります。
緊張と不安で胃が捩れる重いですが
手術される彼はもっと不安な思いをしているはずです。
私がしっかりしなければいけない。
どうか、上手く行きます様に!

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★2008年12月22日

1時から緊急手術となりました。
第6気管(胸の方ギリギリまで)の大きな手術です。
3時半までの予定。その後少しだけ面会させてくれるとの事でしたので、すぐに手術終了に間に合うように電車に乗りました。
3時。 予定より早く手術が終了。
電車の中で手術が終わったのを知ったので駅から病院まで全力疾走・・・何年ぶりだろう、こんなに走ったの・・・運動不足の足が恨めしい。
病院に着いたのは3時半くらいでした。
待合室に響く悲鳴に似た泣き声が聞こえて、まさが自分の子だとは夢にも思いませんでした。

「ラピスちゃんですよ。この声」と言われ、胸が張り裂けそうでした。
「麻酔がまだ完全に覚めていないので、少し混乱状態なんです」と言われました。

ICUに入れられたラピスは目は虚ろ、舌は出しっぱなし。痛々しい姿で横たわっていました。
それでも「ラピ!」と話しかけると、ふら付きながらも悲鳴をあげて立ち上がり声に応えようとしていました。「いいから、じっとしていて」何度も、そう言い聞かせました。
こんなになるまで、助けられなくてゴメン・・・こんな飼い主で、ゴメン・・・
涙が止まりませんでした。

先生の説明では
「酷かったです。生きているのが不思議なくらいでした。」

内視鏡の映像は確かに悲惨な物でした。
もう、気管はベッタリくっついて、わずかな隙間から息をしていたようです。
ただ気になるのは胸の方の気管、こちらも潰れているのです。
術後、少しだけ広がったものの、まだ安心できません。
今後の検査によっては、再手術です。
生存確率が悪いとされる胸の手術なだけに、新たな不安が芽生えました。


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★12月23日

電話にて、ラピスの状態報告を聞きました。
とりあえず、異常なし。おとなしくしているようです。


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★12月24日

電話にて、ラピスの状態報告を聞きました。
まったく食事や水に手を付けないようです。トイレもしていないとか・・・
「安静に出来るなら今迎えに来てください」という連絡に、かなり心配しました。
とりあえず、一晩あずかってもらって翌日迎えに行くことに。


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★12月25日

心配して仕事を休んでくれた弟と一緒に病院へ。
「昨日からご飯食べているみたいです」と看護婦さんの言葉にホッとしつつ
(やっぱり空腹には耐えられなかったか・・・)
久しぶりにあったラピスは、興奮で目をギラギラさせていました。
もう、その喜びよう!!
私も嬉しかった!なんといっても呼吸音が!!
普通の呼吸。ヒューヒュー言っていた時が嘘のよう。
鎮静剤と吐き気止めを打ってもらって喜び勇み帰路へ着きました。

ですが、大変だったのはその後!
病院へ置いて行かれた恨みなのか電車の中でキャリーバックを破壊!!
ガシガシ噛んで破壊・・・昨日(!)購入したてなのに・・・
さらに、電車で暴れオシッコは漏らす。ウ○コも漏らす・・・

キャリーバックの中は悲惨状態。

我ら兄弟も悲惨状態。

鎮静剤の効果は見られませんでした・・・
「そういえば今日、クリスマスだったね」
色とりどりのネオン。たくさんのカップルに、そんな事を思いました。


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★12月26日

大人しいラピス。
傷が痛いのか、ときどきボーっと空中を見ています。
はやく元気になって。


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★12月27日

少しだけ元気になって。
食欲もだんだん戻ってきた。


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★12月29日

今日にいたっては、元気100倍。
家中にマーキング。
オヤツ欲しさに、家中を歩き回り探索。
兄貴分のヨーキー(ヒロ当時10歳)のご飯を横取り←あたりまえ状態
ラピスと比べて2分の1サイズにヒロ。彼に勝てる見込みは無し。
本当に大手術したのか?と思うほど元気です。
明日、病院へ定期検査に行きます。
胸の虚脱が心配ですが、今からクヨクヨ考えていてもしかたありません。
今は、ただ健康を取り戻しつつある彼と共にいる幸せを心から喜びたいです。
そして、ラピスを手術してくれた獣医の先生。神の手を持つ米沢先生に心からの感謝を言いたいです。
先生がいなければ今、わが子の健やかな寝顔を見ることは出来ませんでした。

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2009年1月23日

早いものでラピスの手術は1ヶ月も過ぎました。
あれほど、不安な日々を過ごしていたのが嘘のようです。
案ずるより産むが易しとは良く言ったものです。
徐々に散歩も開始して、少しずつ運動を始めています。
走る姿なんて何年ぶりに見たことか・・・前は散歩しているだけで「ガーガー」という
呼吸音を発していたため周囲の人から「豚みたい」とか言われていたので、大変辛かったです。

今は、ほら見てみろと言いたくなる位普通に散歩出来ます!!
問題視していた「空咳」もなくて、元気に過ごしています♪
ただ、元気になりすぎて飼い主が疲れることもシバシバ・・・
こんなにパワフルな子だったのかと嬉しい反面、少し厭きれています。
去年は恐々入れていたお風呂。(入れている最中に息切れしてチアノーゼを起こしグッタリ)
この間入れたら暴れるし、乾かすときもトリミング台から飛び降りるし本当にビックリしました。
これから、毎月定期的に獣医に行かなければならないので、まだ安心できませんが気長に行きたい思っています。

2009年2月27日

ラピス、定期健診が今度から2ヶ月に一度になりました。
経過順調です!
ただ気になるのは、最近2回ほど咳をして痰を吐くことがありました。
もとからもっている気管支炎のせいだと思うのですが、
気管虚脱を患ってから、ちょっと咳をしても心配でしかたないのです。
あの悪夢が再び起こるのではないかと余計な心配ばかりしています・・・

Photo

写真はある晴れた日です。

ヒロとカオスが健康診断で病院に一時預かりとなり
その間、ラピスと公園で遊びました。
なんだかウロウロしただけでしたが、母に抱っこされてご機嫌な様子です。
公園だとゆっくり歩くのですが、家の周りだと引っ張りグセがあるので、これも心配の種です。
気管の下の方と、さらに肺に枝分かれするところも潰れているので、なんとか圧迫しないように
直していければ良いなと思っています。

 2009年4月5日
ラピスの「期間虚脱」の定期検査にアトム動物病院まで行ってきました。
この日は母が付き添ってくれました。
私がドックスリングに入れて歩くのですが、電車の中で常に母の所に行こうとしてハミダシ状態。
そんなに私は頼りにならないのか・・・
この日も精神安定剤をバッチリ飲ませて行きました(酔っ払うので)
検査結果は良好です。
ただ、気になることがあって・・・最近、ときどき痰を出すことがあるんです。
咳しているなと思ったら白い痰を吐いている事が月2回くらいあります。
それを先生に相談すると
「やっぱり異物が入っているから、痰とか出る子もいるんですよ」との事でした。
まあ、常に吐いているわけではないので、あまり心配することでもないらしいです。
相変わらず、胸部の気管と気管支の部分は潰れ気味・・・これが最大の不安です。
あと先生に言われたのがダイエット。前回来院したとき
「3.5キロまで落としましょう」と先生から言われました。
今回増えて4.1キロでした・・・先生、管理が駄目駄目でゴメンなさい(泣)
微妙に先生が呆れている様です。ああ、本とにゴメンなさい(号泣)
次回こそは、先生にダイエットの成果をお見せできれば良いのですが・・・
この日はついでに狂犬病の予防接種も打ってもらいました。
次回の検診は6ヵ月後となります。
帰りは母がサティでお買い物をすると言う事で、外に設置してあるカフェのベンチでラピスとお留守番
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。母が居ないのが不安なのかキョロキョロするラピス。[上写真参考]
 さらに帰りの電車で偶然出会ったイギリス人の夫婦に撫でられて来ました。ラピス微妙に引きぎみでしたが、イギリス人夫婦は大変喜んでました。やっぱり祖国出身の犬は好きらしいです。

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